テキストの一部をシェイプに変換しモーショングラフィックスを作る方法/Adobe After Effectsでできること

2019/11/15
 
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カズノコ
早稲田大学卒業→大手音響会社に新卒で就職→デジタルサイネージ向け動画の企画、編集などの業務に従事→田舎で映像フリーランスとして企業VP・株主総会動画・アプリ紹介動画・WEB動画教材コンテンツなど、企業様の動画コンテンツのオンライン編集をメインにお仕事を受注。 銭湯が好き。

カズノコです。今回は、Adobe After Effects CCを使用し、テキストをシェイプに変換し、モーショングラフィックスにする方法について解説します。今回は、COOLという文字を使用してモーショングラフィックスを作ってみようと思います。

手順1(テキストレイヤーをシェイプに変換する)

新規コンポジションを作成

まず、新規コンポジションを作成します。フルHD(1920×1080)の5秒のデュレーションで作っていきましょう。

背景となる平面レイヤーを作成

次に、背景となる平面レイヤーを作成しましょう。今回は、グレーで作っていきます。

テキストを作成

次に、テキストを作成しましょう。今回のテキストのプロパティは下記の通りです。

  1. フォント:Seravek
  2. フォントファミリーの種類:Bold

テキストからシェイプを作成

次に、テキストをアウトライン化し、シェイプに変換しましょう。右クリックして、[作成<テキストからシェイプを作成]をクリックするとアウトライン化されシェイプに変換されたレイヤーが爆誕します。


手順2(使用する図形を全て作る)

アウトライン化したシェイプレイヤーを複製していき、文字ごとにバラす

次に、アウトライン化したシェイプを合計4つになるように複製しましょう。

一つずつ中身を確認し、4文字ばらけるよう他の文字を削除していきます。

左右のOは中のOのシェイプを消しておきましょう。

左側のOの部品を作る

それでは次に、左側のOの部品を作っていきましょう。左側のOの部品は全部で6つです。

  1. 一番大きい円
  2. 内側の線の帯:太線
  3. 内側の線の帯:中間線
  4. 内側の線の帯:細線
  5. 点線
  6. 一番中側の円

完成形がこんな感じなので、こんな感じにシェイプを作っていきましょう。このうち、①・②・⑤・⑥は最低でも作っておきましょう。全体のバランスをあらかじめ確認しておくためです。

②のプロパティ↓

  1. 線:15px
  2. 塗り:なし
  3. スケール:65

③のプロパティ↓

  1. 線:13px
  2. 塗り:なし
  3. スケール:65

④のプロパティ↓

  1. 線:5px
  2. 塗り:なし
  3. スケール:65

⑤のプロパティ↓

  1. 線:1px
  2. 塗り:なし
  3. スケール:25
  4. 破線:線分3.0、間隔5.0

⑥のプロパティ↓

  1. 線:なし
  2. 塗り:黒
  3. スケール:12

最低限の①、②、⑤、⑥を作成したら、プリコンポーズしておきましょう。


右側のOの部品を作る

次に、右側の部品を作りましょう。最低限下記の5つの部品は作っておきましょう。

  1. 一番外側の線
  2. 外側の太線
  3. 中間の線
  4. 中の太線
  5. 一番中の円

①のプロパティ↓

  1. 線:1px
  2. 色:白
  3. 塗り:なし
  4. スケール:100

②のプロパティ↓

  1. 線:14px
  2. 塗り:なし
  3. スケール:70

③のプロパティ↓

  1. 線:1px
  2. 塗り:なし
  3. スケール:40

④のプロパティ↓

  1. 線:15px
  2. 塗り:なし
  3. スケール:25

①のプロパティ↓

  1. 線:1px
  2. 色:黒
  3. 塗り:なし
  4. スケール:16

こんな感じになります。

これでプリコンポーズしておきましょう。今こんな感じになっていますでしょうか。

手順3(左側のOのアニメーションを作る)

さて、それでは左側のOのアニメーションから作っていきましょう。

「内側の線の帯:太線」のアニメーション

まず、円の内側の線の太線のアニメーションを作ります。まず、追加からパスのトリミングを選択しましょう。

パスのトリミングで開始点、終了点を1秒間かけて100から0になるようキーフレームを打ちましょう。
終了点のキーフレームを4フレームずらしておきましょう。

次に、4つのキーフレームを選択した状態でイージーイーズ(F9)をかけておきます。速度グラフのグラフエディタは下記をご参照ください。

これを2つ複製しましょう。

複製した2つの線幅をそれぞれ13px,5pxに変更しましょう。1フレームずつずらして線の太さをレイヤー名に入れてわかりやすくしておきましょう。

点線のアニメーション

次に、点線のアニメーションを作っていきましょう。点線のアニメーションも、パスのトリミングでアニメーションを作っていきましょう。1秒間かけて点線が出現して消滅するアニメーションにします。

最後にイージーイーズをかけておきましょう。

中央の円のアニメーション

次に、中央の円のアニメーションを作っていきましょう。エフェクトから[トランディション<放射状ワイプ]を適用します。ワイプの中心を円の中心に合わせて変換終了を100%から0%になるようにキーフレームを打ち、アニメーションを作っていきます。

0%になったらレイヤーを複製し、0%から100%になるようにキーフレームを逆転させて、レイヤーを繋げて配置しましょう。この時、後ろのレイヤーはワイプを時計回りから反時計回りに変更しておきましょう。後半はイージーイーズをかけていい感じにしておきましょう。

これで、左側の円のアニメーションは完成です。

手順3(右側のOのアニメーションを作る)

次に、左側のOのアニメーションを作ります。

外側の太線のアニメーション

パスのトリミングを適用していきましょう。

上記の要領で、100から0になるよう24フレームかけてキーフレームで制御しましょう。終了点のキーフレームを7フレ分後ろにずらしておきましょう。そして次に、イージーイーズ(F9)をかけておきましょう。速度グラフのグラフエディタは下記をご参照ください。

次に、このレイヤーを複製して、一方を色を黒に変更しましょう。

黒のレイヤーを下にして、3フレームほど後ろへずらしましょう。

中間の線のアニメーション

次に、中間の線のアニメーションを作成しましょう。同様にパスのトリミングを追加しましょう。下記のように、キーフレームを打ちましょう。キーフレーム間のフレーム数は先ほど作った外側の太線のアニメーションと同じです。

そして、先ほどと同様にイージーイーズ(F9)をかけておきましょう。速度グラフのグラフエディタは下記をご参照ください。

中の太線のアニメーションを作る

次に、中の太線のアニメーションを作りましょう。これは、中の線のアニメーションを作った際のパスのトリミングをコピペして終わりです。

一番中の円のアニメーションを作る

最後に、一番中の円のアニメーションを作りましょう。これはエフェクトの[トランジション<放射状ワイプ]を使用してアニメーションを作ります。ワイプの中心を合わせて変換終了のキーフレームを100%から0%になるよう打ちましょう。最後のキーフレームを打ったらそのタイムラインでレイヤーを分割(Command + shift + D)しましょう。

そして、分割したレイヤーの変換終了の値を最後に0に戻します。このとき、ワイプを反時計回りに変更するのを忘れないようにしましょう。最後にイージーイーズをかけて完成です。


まとめ

いかがでしたでしょうか?一見難しそうに見えますが、デザインをはじめに整えてしまえば、いじっている機能はほとんど同じなので、応用しやすいのではないでしょうか。

このようなチュートリアルをメインにYouTubeでも投稿していますので、是非カズノコのチャンネル登録をして最新情報を逃さないようにしましょう!笑

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早稲田大学卒業→大手音響会社に新卒で就職→デジタルサイネージ向け動画の企画、編集などの業務に従事→田舎で映像フリーランスとして企業VP・株主総会動画・アプリ紹介動画・WEB動画教材コンテンツなど、企業様の動画コンテンツのオンライン編集をメインにお仕事を受注。 銭湯が好き。

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