伸びるテキストの作り方/Adobe After Effectsの使い方

こんにちは!カズノコです!
今回は、Adobe After Effectsで伸びるテキストの作り方について解説します。
「柔軟なイメージ」や、「業績が伸びる」ような表現をする際に使えるかもしれないですね。
無料特典として、プロジェクトファイルを配布致します!
下記の公式ラインで友達追加していただき、「伸びるテキスト」と送っていただくと配布されますので学習を効率的に行いたい方は是非!
それでは早速作り方をみていきましょう!
コンポジションを作成
今回は、1920×1080のコンポジションを作成します。尺は6秒くらいにしておきましょう。
平面レイヤーを作成し、背景にしましょう。背景色のカラーコードは(#99C3FF)にしました。
テキストの作成・アニメーションの作成
次に、テキストを作成します。白色で「伸びるテキスト」としておきましょう。
今回は、Adobe Fontの「VDL ロゴ丸」を使用します。直線の多いフォントの方がやりやすいです。なので、曲線の多い日本語は結構フォント選びが大切です。伸ばせそうなところがあるフォントを選びましょう。カタカナなどは直線が多いです。
今回の場合は、「伸」の四角いところや「テ」の横の直線や「キ」の横線が伸ばせそうです。
次に、テキストレイヤーを右クリックし、「テキストからシェイプを作成」を選択しましょう。
すると、テキストレイヤーが非表示になり、テキストの形のシェイプが作成されるはずです。
テキストレイヤーが残ると思いますので、そちらをガイドにして最後の位置の確認のために残しておきましょう!
テキストを中央に配置し、ガイドレイヤーにして不透明度を下げておきましょう!
シェイプレイヤーは左端に移動させておきます。
この状態で、シェイプレイヤーのすべてのパスにキーフレームを打ちましょう。
全て打ち終わったらショートカットキーUでキーフレームを見てみましょう。
では、最初に画面の下から出現するようにパスを動かすアニメーションをキーフレームでつけていきましょう。
最初に打ったキーフレームを25フレほど動かして、0フレのところで画面の外に再びキーフレームを打ちましょう。
20フレのキーフレームを全て選択してイージーイーズ(F9)をかけておきましょう。
グラフエディタをみながら調整していきましょう。今回は下記の速度グラフのようにしてみました。
次に、テキストを5フレほどずらしましょう。ちょっとお洒落になります。
次に、数フレ後にまた同じところにキーフレームを打ちましょう。
次に、20フレほど後にパスを選択して伸ばしてキーフレームを打ちましょう。
キーフレームが打たれていないところもキーフレームを打っていただき、イーズを調整しましょう。
下記のような速度グラフにしてみました。
これを縦や横に伸ばすのを繰り返し、最終的な位置までアニメーションさせていくと動きができます。
今回は、「びる」はカタカナの方がよかったのでここで作り替えました!すいません!
これで動きは完成です!
テキストの装飾
では次に、テキストの装飾をしていきましょう!
まず、シェイプレイヤーの線を追加しましょう!今回は黒の3pxの線にしました。
次に、ドロップシャドウで黒のシャドウを入れましょう。
これでひとまずOKにしておきましょう。
背景を作る
最後に背景を作って完成です!ガイドレイヤーはもう必要ないので非表示にしておきます。
まず、元々作っていた背景の平面レイヤーを複製し、色を若干変えておきましょう。
次にBG2に対して[エフェクト]<[トランディション]<[CC Grid Wipe]を適用しましょう。
プロパティは下記をご参照ください!
これで、トランディションさせる素材はできたのでCompletionの値でアニメーションを作って、同じレイヤーを複製して背景を作っていきましょう。
今回は5枚ほど複製して背景を作りました!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、パスを利用してアニメーションを作る方法とトランディションを作る方法を解説しました!
参考になれば幸いです!それでは!