RICOHのコンデジGRで背景をぼかす方法(マクロ機能の使い方)

 
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カズノコ
カズノコです。 趣味は自主映画制作、写真撮影、サブカルチャー開拓、銭湯です。 映像編集(After Effects,Premiere Pro)や画像編集(Photo shop,Illustrator)についての情報を発信しています!

カズノコ(@kazunokoblog)です。今回は、RICOHの高級コンパクトデジタルカメラ「GR」でマクロ機能を使用し、背景をぼかす方法を解説します!

※今回はGRⅡを使用した解説ですが、基本的にGRシリーズではほぼ共通な内容になっているはずです。

フォーカスの基本知識とGRの特性

まず、フォーカスの基本的な役割について簡単に説明します。フォーカスは「ピントを合わせる」作業のことです。ピントをどこに合わせるかによって、写真の主役が変わるため、印象を大きく左右します。このフォーカスを調整する際、カメラの機種によってその特性が変わってくるので、その特性を念頭に入れてフォーカスを調整する必要があります。フォーカス調整において、特に重要な要素は「センサーサイズ」「絞り(F値)」です。

では、GRにはどのような特性があるのでしょうか。下記に列挙します。

  • APS-Cセンサー搭載
  • F値のレンジ「F2.8-F16」

具体的にはこの二つの特徴があります。1つ目の「APS-Cセンサー搭載」についてまず説明します。「APS-C」とは、一眼レフにも搭載されているような大型センサーです。つまり、より繊細なピント調整ができる反面、ピントの合う範囲が非常に浅いという特徴があります。

2つ目の「F2.8-F16」について解説します。絞り(F値)の範囲のことを被写界深度とも呼びます。これは、簡単にいうとピントの合う範囲のことです。絞りを開ける(F値を小さくする)と被写界深度は浅くなり、ボケやすくなります。反対に、絞りを絞る(F値を大きくする)と被写界深度は深くなり、ボケにくく鮮明な範囲が広くなります。(下図参照)

GRのオートフォーカス機能(AF)について

さて、フォーカスについての基礎知識を学んだところで、GRに搭載されているフォーカス機能について紹介します。GRには、シャッターを半押しするとピントが合うオートフォーカス(AF)と、ピントを手動で合わせるマニュアルフォーカス(MF)の2種類があります。まず、オートフォーカスモードの7つの機能を紹介します。

フォーカスモードの設定方法

フォーカスモードを選択するメニュー画面を表示させるのには2つの方法があります。どちらでも同様の機能選択ができるので、どちらの方法でも構いません。

  • ADJ.レバーを押し、「AFMF」を選択
  • メニュー画面のフォーカス設定から表示

この二つの方法。どちらでもOKです。それぞれの操作手順を解説します。

ADJ.レバーを押し、「AFMF」を選択する操作手順

まず、ADJ.レバーを押します。画面の右上に5つのタブが現れます。この5つのタブのうち、「AFMF」を選択すると、フォーカスモードが出てきます。

メニュー画面のフォーカス設定から表示する操作手順

まず、MENU/OKボタンを押し、撮影設定(一番上の左側カメラマークの箇所)を選択します。撮影設定から一番上のフォーカスを選択し、右ボタン(▶︎ボタン)を押すとフォーカスモードの7種類が表示されます。

フォーカスモードについて(AF)

次に、フォーカスモードの7種類のうち、オートフォーカス(AF)の6種類について、それぞれ特徴を解説します。

マルチAF

画面の中央付近でカメラから最も近い被写体にピントを合わせます。中央付近は9つのエリアに分割され、その中から被写体を判別します。初期設定ではこの設定になっており、単に手前のものにピントを合わせ、背景をボカしたいだけであればこのモードで対応できます。特徴として、ピントがずれにくいことが挙げられます。

スポットAF

中央の一点でピントを合わせます。中央の一点は、マルチAFで9分割されたAFエリアの真ん中にあたります。合わせたい被写体が明確な場合に、フォーカスロックと併用し、ピントを合わせるのが一般的です。

フォーカスロック(AFロック)とは、シャッターの半押し、またはAFボタンでピントを固定するテクニックのことです。メリットとして、ピントを合わせてから構図を微調整できたり、シャッターチャンスを待つことができます。

ピンポイントAF

GRのフォーカス機能のうち、最も繊細なピント合わせが可能なモードです。限りなく点に近い範囲でピントを合わせます。精度の高さを要求される写真撮影に有効なモードだと考えられます。ピントの点は中央で固定されるため、被写体との距離の調整が必要とされるでしょう。クオリティの高い写真撮影には最も向いた機能です。

被写体追尾AF

一度ピントを合わせた被写体を追尾し、ピントを合わせ続ける機能です。はじめに中央付近に被写体をおいた状態で半押しすると、特定された被写体が追尾対象として設定され、半押ししている間はピントを合わせ続けてくれます。

※シャッターボタンを半押しにした状態で追尾するため、動画モードでは被写体追尾AFは使えません。

MF(マニュアルフォーカス)

次章で説明します。

スナップ

あらかじめ選択した距離にピントを固定する機能です。ピントの固定の種類には「1m・1.5m・2.5m・5m・∞」の5種類があります。これは、フォーカスを調整する際に、ピントを合わせる距離を設定するものです。

スナップ機能でフォーカス距離を設定する方法(2種類)

  • メニューの撮影設定から「スナップ時フォーカス距離」を選択し設定する。
  • スナップモードにした状態で、⬆︎ボタンを押しながらアップダウンダイヤルを回す。

∞(無限遠)

無限遠にピントを固定します。遠くの風景を撮影する時などに利用すると効果的です。遠くの景色を撮影する際、景色がかすんでしまったり、目標物がなくピントが合いにくいことを解消してくれる機能だと言えるでしょう。

フォーカスをマニュアルで設定(MF)する方法

GRはオートフォーカス機能(AF)が高性能ですが、状況によっては物理的にピントを合わせにくい場面があります。例えば、下記のような場合です。

  • コントラストが極端に低い場面(淡い表示になってしまう時)
  • 反射が多い場面(ガラス越しの被写体を撮影する場合等)

このような場合に手動でピントを合わせられるマニュアルフォーカス(MF)が有効的です。

マニュアルフォーカス(MF)の設定手順

  1. [撮影設定<フォーカス<MF]に設定
  2. ⬆︎ボタンを押す
  3. アップダウンダイヤルでピントを調節する

マクロ撮影について

GRの最短撮影距離はレンズから30cmまでです。しかし、撮影画面で⬆︎ボタンを押すと、「マクロ機能」のオンオフを切り替えることができます。マクロ機能がオンになっている場合、レンズから10cmまで近寄れるようになります。

マクロ機能の問題点は下記の通りです。

  • AF速度が遅くなる
  • AFのピントが合うエリアが中央に固定される(ボタン操作が無効になる。)

まとめ

今回は、RICOHの高級コンパクトデジタルカメラ「GR」のフォーカス機能の使い方を解説しました。まとめると、以下のことが言えると思います。

  • GRには、フォーカスの機能が7種類ある。
  • フォーカスにはオートフォーカス(AF)とマニュアルフォーカス(MF)の2種類ある。
  • 各フォーカス機能を使いこなせられれば、思い通りのピント合わせが実現できる。

それでは、楽しいGR生活をお送りください!

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