Adobe After Effects CCでリキッドアニメーションを作る方法/タイポグラフィー

2019/09/27
 
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カズノコ
早稲田大学卒業→大手音響会社に新卒で就職→デジタルサイネージ向け動画の企画、編集などの業務に従事→田舎で映像フリーランスとして企業VP・株主総会動画・アプリ紹介動画・WEB動画教材コンテンツなど、企業様の動画コンテンツのオンライン編集をメインにお仕事を受注。 銭湯が好き。

カズノコです。今回は、Adobe After Effects CCの標準エフェクトのみで、水面がゆらゆらするようなリキッドアニメーションを作る方法について解説します。この水面のゆらゆらを表現するアニメーションを作りに当たり、テキストタイポグラフィーの基礎となるアルファマット、アルファ反転マットの使い方もマスターできると思います。


使用する機能

シェイプレイヤー

→水面を表現するためのレイヤーとして使用

波形ワープ

水面を表現するシェイプレイヤーに適用することで波形の形を簡単に作ることができます。[エフェクト <ディストーション<波形ワープ]から適用することができます。

アルファマット・アルファ反転マット

→作った水面をテキストに反映したり、水面の動きに合わせてテキストを消したりするためにトラックマットを使用します。

CC Bubbles

→水の泡を表現するためのエフェクトです。[エフェクト<シミュレーション<CC Bubbles]から適用できます。

手順1(水面波のテキストを作成)

テキストの波1

新規コンポジション作成

まず、新規コンポジションを作成し、名前を[Liquid]としておきます。

平面レイヤー作成

背景となる平面レイヤーを作成します。(Command + Y)
色は黒基調のものにしてみました。

テキストを作成

今回は「LIQUID」という文字で作ってみました。文字テキストの種類は「Adobe Clean UX」の「Bold」タイプを使用しています。

シェイプレイヤーを作成

テキストレイヤーの下に波の形のシェイプレイヤーを作成します。
・テキストが隠れるくらいの長方形のシェイプを作る。
・塗りを青系の濃い色にしておく
・[エフェクト<ディストーション<波形ワープ]を適用
→波形の種類:サイン
→波形の高さ:35
→波形の幅:300
・位置を下から上へ上がってくるようにキーフレームを打つ。

→キーフレームを打つと、その動きを調整できるので、下図のような動きにするといいでしょう。

→位置のキーフレームにイージーイーズ(F9)をかけ、速度グラフを調整しましょう。下記のような感じだといい感じになります。

・シェイプレイヤーのトラックマットをアルファマットに変更しておきましょう。(下図参照)


テキストの波2、波3を作成

テキストの波1で作ったテキストとシェイプを合わせてコピーして波2、3を作っていきましょう。

波2の変更点

・シェイプレイヤーの波形ワープ
→波形の高さ:40
→波形の幅:500
・1秒弱、波1の後ろにずらす。

波3の変更点

・シェイプレイヤー の波形ワープ
→波の高さ:40
→波形の幅:400
・1秒弱、波2の後ろにずらす。

最後に波1〜3をプリコンポーズして名前を[text]としておきましょう。

テキストを消滅させるアニメーション

先ほど作ったコンポジション[text]の中のシェイプレイヤー3をコピーして[text]の上にペーストしましょう。
[text]のトラックマットをアルファ反転マット’シェイプレイヤー3’に設定すると、波の形状に沿ってテキストが消えてくれます。
シェイプレイヤー3のタイムラインを後ろにずらし、消滅タイミングを調整しましょう。

↑こんな感じです。
この2つをプリコンポーズしておきましょう。コンポジション名を[final_text]としておきましょう。

手順2(泡を作り合成する)

調整レイヤーを作成

→「レイヤー<新規<調整レイヤー」を作成します。
→「エフェクト <シミュレーション<CC Bubbles」を適用

CC Bubblesのプロパティ

→Bubble Amountの値を調整
0(テキスト出現開始)→800(約1秒後)→500(テキスト消滅開始)→200(テキスト完全消滅)
※800と500にイージーイーズをかけてみました。
→Shading Type:Faded InwardsからNoneに変更

final_textを複製

泡をテキストの出現、消滅の形に合わせて切り抜くために、final_textを複製し、調整レイヤーの上に配置します。
調整レイヤーのトラックマットをアルファマットに変更すると、合成完了です。

はい完成!

まとめ

いかがでしたでしょうか?タイポグラフィでよくある演出なので、この機会に是非トラックマットの基本概念を覚えておきましょう!

YouTubeでもAfter Effectsなどのチュートリアルを公開していますので、是非チャンネル登録よろしくお願いします。

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