カズノコです。今回は、GoPro風なテロップアニメーションの作り方について解説します。Vlogなどで使える演出かと思います。参考にしてみてください。今回のテロップアニメーションは、出現や消滅のテクニックより、キーフレームをいかに制するかが鍵になります。
https://youtu.be/YOfzNcAPXdw
手順1(コンポジションの準備と素材選び)
コンポジションを作成
まず、新規コンポジションを作成しましょう。今回はフルHD(1920×1080)、デュレーション5秒で作っていきましょう。

今回は静止画素材を背景にします。動画でも大丈夫です。Command + Iで素材を読み込みましょう。僕はインドア派なので、著作権フリーサイトでGroPro風テロップに合いそうなアウトドアな感じの写真をチョイスしました。

手順2(テキストやシェイプなどのアニメーション用素材を作成)
テキストを作成
今回は、本家になぞらえ、「HyperSmooth 2.0」というテキストを記入します。「HyperSmooth」と「2.0」は分けて作成するようにしましょう。今回のフォントは「ヒラギノ角ゴ StdN」です。

「2.0」のテキストレイヤーのアンカーポイントは左真ん中に寄せておきましょう。

シェイプレイヤーを作成
次に、テキストを囲うように白い長方形のシェイプレイヤーを作成しましょう。

とりあえずこの状態で大丈夫です(後ほどもう一つの「2.0」のテキストレイヤーを作成します。)。
手順3(アニメーションを作る)
出現のシェイプアニメーションを作成
17フレームほどかけてシェイプが出現するアニメーションを作成します。

キーフレームを全て選択してイージーイーズをかけましょう。

速度グラフは下記のような感じにしました。

テキストの出現のアニメーションを作成
次に、テキストの出現アニメーションを作成します。上から下に降りるようにテキストの位置を動かしましょう。

このキーフレームにもイージーイーズをかけておきましょう。速度グラフは下記のような感じにしておきましょう。

「2.0」のテキストアニメーション
次に、レイヤーを分けていた2.0のレイヤーのスケールが大きくなるアニメーションを作りましょう。テキストが落ちてから10フレーム後からスケールが大きくなっていくようなアニメーションを作りましょう。スケールはだいたい2倍くらいにしましょう。12フレームかけて拡大し、7フレームかけて元に戻るようなアニメーションにしましょう。下記図をご参照ください。

イージーイーズをかけておきましょう。速度グラフは下記のようにしました。

テキストの消滅のアニメーションを作る
「2.0」のテキストのアニメーションが終わって20フレームほど後にテキストが下に下がるアニメーションをつけましょう。

消滅時のイージーイーズの速度グラフは下記のような感じにしました。

シェイプの消滅アニメーション
次に、テキストの消滅に合わせて、シェイプも消滅するようにアニメーションを作りましょう。

テキストとシェイプにモーションブラーをかける
次に、作成したテキストとシェイプレイヤーにモーションブラーをかけましょう。

二つのテキストをプリコンポーズ
次に、作成したテキストレイヤー2つをプリコンポーズしましょう。[テキスト]とリネームしておきました。
手順4(トラックマットとテキストの枠線の作成)
トラックマット(アルファ)でテキストをシェイプの形に切り抜く
次に、シェイプレイヤーを複製し、[テキスト]のコンポジションをシェイプレイヤーで挟むような形にレイヤーの階層を整えましょう。そして、[テキスト]のトラックマットをアルファマットにしましょう。

テキストの枠線を作る
次に、[2.0]のテキストレイヤーを複製し、シェイプレイヤーの下に配置します。テキストの塗りを無くし、枠線を白の1pxで設定しましょう。

最後に、枠線だけのテキストの拡大の箇所(使用範囲)でレイヤーをカットしておきましょう。

こんな感じになりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。テキストの1部を拡大する演出はこの方法でGoPro風な演出を」施すことができると思います。スポーティなVlogなどと相性が良い演出かと思います。
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