目玉焼きの漫画風アニメーションの作り方/Adobe After Effects CC

 
この記事を書いている人 - WRITER -
カズノコ
カズノコです。 趣味は自主映画制作、写真撮影、サブカルチャー開拓、銭湯です。 映像編集(After Effects,Premiere Pro)や画像編集(Photo shop,Illustrator)についての情報を発信しています!

こんにちは!カズノコです!
今回は、アニメーション表現のTipsを紹介します。
目玉焼きの卵の部分が裂けて2つに分裂するようなアニメーションの作り方です。
After Effectsでアニメーションを作ってみたい方にとっては基礎的な内容になっていますので是非やってみてください。

手順1(ベースとなる動きを作る)

シェイプレイヤー[ball]を作成

コンポジション(フルHD)を作成し、その中にシェイプレイヤーを作成しましょう。円形のシェイプ:サイズ(200,200)を作成します。

位置の次元を分割

次に、Pで位置を出して、X,Yの次元を分割しておきます。[次元に分割]は位置の項目を右クリックすると[次元に分割]する項目が出てきます。

シェイプレイヤーをリネーム&複製

シェイプレイヤーの名前を[ball]にリネームしておきます。

この[ball]レイヤーを複製(Command + D)しておきましょう。

シェイプ[ball]、[ball2]にお位置のアニメーション

次に、2つのシェイプが離れるような動きをつけましょう。Xの位置が1秒間に300離れるような動きをつけます。

動きにイージーイーズをかける

次に、分裂する瞬間をゆっくり離すために、キーフレームにイージーイーズをかけましょう。参考までに、今回のイージーイーズの速度グラフを下記に載せておきます。

最後に軽くバウンドさせる

次に、最後に少しバウンドさせましょう。最後のキーフレームから数フレーム後に同じ数値でにキーフレームを打ちましょう。値グラフを見ながら、グラフエディタを調節していきましょう。

上記のような感じにしてみました。

手順2(質感を作る)

調整レイヤーを作成

次に、漫画っぽい質感を作るために、調整レイヤーを作成しましょう。名前を[アニメ]としておきます。

エフェクトを追加

調整レイヤーにいくつかエフェクトを追加していきます。

高速ボックスブラー適用

まずは、高速ボックスブラーを適用しましょう。

今回は、ブラーの半径を50にしました。後々調整できますのでとりあえず適用しておきましょう。

レベル補正適用

次に、レベル補正を適用しましょう。

チャンネルをアルファ、ヒストグラムを中央に寄せてみましょう。プレビューをみながらヒストグラムは調整してみましょう。

これで完了です!

手順3(引き裂かれる時の穴空き用のシェイプ作成)

次に、引き剥がれる時の穴をシェイプレイヤーで作っていきます。

シェイプレイヤー[hole]を作成(4つほど)

裂け始めそうなタイミングから穴のシェイプが出現するようにしましょう。

位置とスケールの値でアニメーションをつけましょう。

裂かれる時の穴のシェイプをプリコンポーズ

さて次に、裂かれる時の穴のシェイプを4つまとめてプリコンポーズしておきましょう。
名前をholesとしておきます。

エフェクト < ディストーション < タービュレントディスプレイス を適用

ここに、タービュレントディスプレイスを適用しましょう。このエフェクトはオブジェクトを歪ませるエフェクトです。

今回は、量を20、サイズを30にしました。いい感じですね。

[holes]をシルエットアルファモードにする

それでは次に、[holes]をシルエットアルファモードにしましょう。このモードにしているレイヤーより下の階層のオブジェクトがこのレイヤーのシルエットで透明化されます。


手順4(配色)

玉をプリコンポーズ&塗り

それでは、今まで作ったオブジェクトをプリコンポーズし、名前を[BaseColor]としておきます。ここからは配色をしていきます。

[BaseColor]にエフェクトの塗りを適用し、配色しましょう。

平面レイヤー(BG)作成

次に、背景となる平面レイヤーを作成しましょう。名前を[BG]としておきます。Adobeカラーテーマを使うと配色パターンを色々と提案してくれるので良いかと思います。

輪郭を作成

ここからは、卵の輪郭を作成していきます。

[BaseColor]を複製

次に、[BaseColor]を複製(Command + D)し、[stroke]とリネームしておきましょう。
そうです。輪郭線を作っていきます。

[stroke]は塗りのエフェクトを削除しておきましょう。

最大/最小を適用

次に、[stroke]にエフェクトの最大/最小を追加します。操作を最大、半径を3、チャンネルをアルファとカラーにしておきます。このエフェクトは、その名の通りイメージをピクセル単位で拡大縮小するエフェクトです。

CC Compositeを適用

次に、CC Compositeというオリジナルとエフェクト後のイメージを合成するエフェクトを適用します。このコンポジットオリジナル(合成するモード)をシルエットアルファにすることで輪郭線にしていくわけです。

塗りをエフェクトの一番下に持ってきて色を指定する

あとは、塗りをエフェクトの一番下に持ってきて色を指定すると下記のような輪郭のついた卵が出来上がります。

立体感(光沢と影)を出す

[BaseColor]を複製

次に、光沢と影を作るために[BaseColor]を複製(Command + D)します。名前を[Depth]としておきます。

ベベルアルファを適用

次に、[Depth]に[エフェクト < 遠近 < ベベルアルファ]を適用しましょう。ベベルアルファはその名の通りベベル(深さ)を出してくれます。

かなり太めのエッジにしておきます。

高速ボックスブラーを適用

次に、高速ボックスブラーを適用しましょう。これでベベルの輪郭を馴染ませます。

CC Compositeを適用

次に、ブラーではみ出た部分をステンシルアルファで切り抜くためにCC Compositeを適用します。

塗りの色を変更

次に、光沢と影をレイヤーモードで合成するために塗りの彩度を落としておきます。グレー系の色にしておけばとりあえずは大丈夫です。

レイヤーモードをハードライトに設定し、不透明度を調整する

次に、作った[Depth]レイヤーのレイヤーモードをハードライトに設定し、違和感のない不透明度に調整しましょう。

全体の影を作る

それでは次に、全体の影を作って更に立体感を出していきます。[BaseColor]を複製して、[shadow]とリネームしてください。

ここの塗りの色の彩度を下げましょう。

更に、高速ボックスブラーを適用し、位置を少しずらしましょう。

更に不透明度も調整し、自然な影のように馴染ませましょう。

白身を作る

それでは最後に白身を作りましょう。

シェイプレイヤーで白い角丸長方形を作成

まず、シェイプレイヤーで白いシェイプレイヤーを作成しましょう。

シェイプを複製し、立体感を出したり、影をつけたりして完成です!


まとめ

いかがでしたでしょうか?見た目のわりにかなり凝っていたのではないでしょうか?
これで、アニメーションの基礎が身につくと思いますので、いろんなものを作ってみてください!

最後におすすめの記事です。僕が独学でAfter Effectsを勉強した方法についてまとめました↓

独学でAfter Effectsを学ぶのにおすすめな本【VFX・モーショングラフィックス・アニメーション】

スポンサーリンク



この記事を書いている人 - WRITER -
カズノコ
カズノコです。 趣味は自主映画制作、写真撮影、サブカルチャー開拓、銭湯です。 映像編集(After Effects,Premiere Pro)や画像編集(Photo shop,Illustrator)についての情報を発信しています!

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© カズノコブログ , 2019 All Rights Reserved.