お洒落なモーショングラフィックス!ドットウェーブエフェクトの作り方/Adobe After Effects CC

カズノコです。今回は、Adobe After Effects CCの標準エフェクトのみで、おしゃれなドットウェーブエフェクトでモーショングラフィックスを作る方法について解説します。下記が解説動画です。↓
もくじ
手順1(位置によって変形する点を作る)
●コンポジション1(wave)
Shape Layer1(名前は[dot]にしておきましょう。)
追加<楕円形
追加<塗り=白っぽい色にしておく
トランスフォーム<スケール
→エクスプレッション記入(平面BGを作った後)
x=thisComp.layer(“BG”).sampleImage(transform.position, [0.5, 0.5]/2, true, time) [0];
100*[x,x];
楕円形パス<サイズ=20
新規ブラック平面[BG]作成
エフェクト<描画<グラデーション
→放射状
→中心黒、周辺白に調整
※シェイプレイヤーのエクスプレッションが機能したら、中心も白にして平面レイヤー[BG]は、非表示にする。
手順2(点の複製)
[dot]の位置を(0,0)にする。
[dot]を複製。(0,60)にする。
さらに複製。(0,120)にする。
さらに複製。(0,180)にする。
繰り返す
(0,240)、(0,300)、(0,360)、(0,420)、(0,480)、(0,540)
x座標も複製する。
全てのシェイプを複製し、x座標を複製していく。
60,180,420,900,1860
半分埋まっているy座標の下半分を複製して作る
全てのシェイプレイヤーを選択し、微調整する。
非表示にしていた平面BGをプリコンポーズ(Command + shift + C)
「すべての属性を新規コンポジションに移動」を選択
手順3(BGの中身のアニメーションを作成する)
プリコンポジションしたBGの中身をダブルクリックすることで確認しましょう。
シェイプレイヤーを作成
追加<楕円形
追加<線
楕円形パス<サイズ(※キーフレームにはイージーイーズ)
→0s:100、2s:2650
線<線幅(※キーフレームにはイージーイーズ)
→0s:0.0、1s:200.0
エフェクト <ブラー&シャープ<ブラー(ガウス)
→ブラー:250
手順4(waveコンポジションをプリコンポーズし、最後のシェイプアニメーションを作成)
コンポジションwaveに戻り、中の多数のシェイプレイヤーと[BG]をプリコンポーズします。
名前は[dots]としておきましょう。
[dots]の下に黒系の平面レイヤーを作成
シェイプレイヤーを作成
追加<楕円形
追加<塗り(白系を選択)
楕円形パス<サイズ
→0s:0.0、1s:800.0、2.5s:0.0(※3つのキーフレームにイージーイーズをかける)
テキスト
最後に、背景の色と同じ色で、中心の円内にテキストを打ち込みます。
手順5(点が波打つような効果をつける)
[dots]に波形ワープを適用する。
エフェクト<ディストーション<波形ワープ
-波形の高さ:10
-波形の幅:200
完成!
まとめ
いかがでしたでしょうか?ドットを640個ほど作るので、動作が重くなるかもしれませんが、波打つ点を作れた時は快感だったのではないでしょうか!それではまた面白い映像演出があれば紹介したいと思います!
参考にした海外チュートリアル