パーティクルワールドで霧のように舞い散るちりを作る方法/Adobe After Effects CC

 
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カズノコ
早稲田大学卒業→大手音響会社に新卒で就職→デジタルサイネージ向け動画の企画、編集などの業務に従事→田舎で映像フリーランスとして企業VP・株主総会動画・アプリ紹介動画・WEB動画教材コンテンツなど、企業様の動画コンテンツのオンライン編集をメインにお仕事を受注。 銭湯が好き。

カズノコ(@kazunokoblog)です。Adobe After Effects CCの標準エフェクトであるCC Particle Worldを使用して、霧のように舞い散るちりを表現する方法について解説します。

どんな時にちりを作る?

具体的にどんな動画素材に対してちりのような演出をプラスすると良いかについてお伝えします。私が思うに例えば下記のような時です。

  1. 宇宙っぽい雰囲気のある背景素材
  2. モワッとした室内を撮影した素材
  3. 火を使っている動画素材

これ以外にもアイデア次第では、いろんな状況で使えると思います。

ちりを作る手順

それでは早速作っていきましょう。

コンポジションの設定

今回は、10秒のコンポジションを作成し、10秒間3D空間をちりが舞う背景素材を作成します。下図のように設定しましょう。(10秒以上の素材にしたい場合はデュレーションの箇所を変更しましょう。)

平面レイヤーにCC Particle Worldを適用

まず、白い平面レイヤーを作成し、CC Partcle Worldを適用します。[エフェクト]<[シミュレーション]<[CC Partcle World]から適用することができます。

カメラレイヤーを作成する

次に、3D空間をカメラレイヤーに連動させて動かせるように、カメラレイヤーを作成しておきます。

[レイヤー]<[新規]<[カメラレイヤー]から作成することができます。カメラレイヤーの設定がよくわからない方は、下記のように設定しておけばイメージとそこまでの齟齬はないと思いますので参考にしてみてください。

種類は[ノードカメラ]、プリセットは[20mm]に設定しました。これで、カメラレイヤーと3D設定を施したレイヤーが連動するようになっているので、3D空間を自在にカメラレイヤーで動き回ることができます。

CC Particle Worldの諸設定

前後しますが、カメラレイヤーの設定ができたら、次にCC Particle Worldのプロパティを設定をしていきます。
変更した箇所は下記の通りです。

  1. Producer:Radius X = 0.500, Radius Y = 0.500, Radius Z = 0.500
  2. Physics:Animation = Twirl, Velocity = 0.01, Gravity = 0.00, Floor Position = 0.23, Particle Visibilit = Above Floor
  3. Particle:Particle Type = Faded Sphere, Birth Size = 0.040, Death Size = 0.040, Max Opacity = 40.0%, Opacity Map(Color Map) = Birth to Origin, Birth Color = お好みの色(ちりの色) 

以上設定をした上で、[Birth Rate]の値を変更し、徐々にちりが消えていくような演出をしていきます。これは、時間の経過とともにパーティクルが増えないように制御するために行います。まず、[0;00]で[Birth Rate]を50にし、キーフレームを打ちます。1フレーム後の[0;01]で[Birth Rate]を0にし、キーフレームを打ちましょう。ちりの量が足りない場合は、[Birth Rate]の1フレーム目の値を大きくするとちりの量が増えます。
多めのちりにしたい場合は200くらいにするといい感じの量になります。

これで、ちりが増え続けず、10秒で消滅する設定にすることができました。これで完成です!

他の動画に合成する方法

さて、ちりが完成しました。それでは、他の動画素材にこのちりを合成する方法について解説します。
合成したい動画素材を読み込み(Mac:Command + I, Windows:Ctrl + I)、Particleを作った素材より下の階層に配置すると合成完了です。


まとめ

今回は、After Effects CCの標準エフェクトであるCC Particle Worldを使用して、霧のように舞い散るちりを作成する方法、作成したちりを他の動画素材に合成する方法について解説しました。動画が味気なかったり、簡素に感じたとき、このちりを加えることで、少し凝ったような印象に変わります。

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