カズノコ(@kazunokoblog)です。今回は、Adobe After Effects CC 2019でフレームを固定する方法について解説します。動画の途中でストップモーションをしたい時に参考にしてください!
フレーム固定のやり方
結論から述べます。下記のフローでフレームの固定を行います。
- 固定したい部分で素材をカット
- カット後の素材を複製
- カット後の素材を最初のフレームに合わせる
- [レイヤー]<[時間]<[フレームを固定]
- 複製した素材をフレーム固定したレイヤーの後に合わせて配置する
この5つのフローでストップモーション完了です。詳しくいきましょう。
動画素材を読み込む&タイムラインに配置
まずは動画素材を読み込み、タイムラインに配置しましょう。動画素材の読み込みはMacの方はショートカットキー(Command + I)で素材を選択できます。タイムラインへの配置はドラッグでレイヤーとして配置することができます。

固定したい部分で素材をカットする
まずは、タイムラインに配置した素材を再生し確認しましょう。ストップモーションを開始したい箇所で素材をカットします。カットするショートカットキーはMacの場合[Command + Shift + D]です。

カット後の素材を複製する
次に、カット後の素材を複製します。レイヤーの複製のショートカットキーはMacの場合[Coomand + D]です。フレームを固定をした時、そのレイヤーのタイムラインが全て同じフレーム(画面)になるので、ストップモーション後に再度動き始めるようにカットした後半の部分を複製し残しておきます。

カット後の素材を最初のフレームに合わせる
上のレイヤーの動画素材は後ろにずらしておいて、真ん中のレイヤーの最初のフレームを固定します。そのためにタイムラインの青い線をはじめに合わせ、真ん中のレイヤーを選択した状態にします。

[レイヤー]<[時間]<[フレームを固定]
お待たせしました。それでは早速真ん中のレイヤーの最初の1フレームを固定しましょう。真ん中のレイヤーを選択した状態で、[レイヤー]<[時間]<[フレームを固定]から真ん中のレイヤーのフレームを全て同一のフレームにすることができます。

フレームを固定を選択すると、タイムリマップの項目が出てきて、フレームが固定された状態のレイヤーが完成します!

複製した素材をフレーム固定したレイヤーの後に合わせて配置する
最後に、一番上の複製しておいたレイヤーの始まるタイミングを調整し、ストップモーションする時間を調整します。

まとめ
いかがでしたでしょうか。ストップモーションは、テレビ番組の演出でもよく使われていますよね。この方法を覚えておくと、一瞬の動画のフレームを止めることでその瞬間を強調するような番組演出などが可能になります。エンタメ系のYouTuberの編集ではかなり使える方法だと思います。
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